ブログ 2021年02月の記事一覧
2021年 2月 22日 現役合格《超》速報
2021年 2月 21日 公立高校説明会を実施しました。
2021年 2月 20日 理系合格報告会を実施しました。
こんにちは!担任助手1年の中村です。
今回は、先日川越校で行った『理系合格報告会』を紹介したいと思います。
この合格報告会では、早稲田大学基幹理工学部に合格した川尻先生、東京農工大学農学部に合格した私中村が、どんな風にして勉強してきたかを理系の大学に現役で合格した先輩として、これから受験を迎える高校生に向けてお話ししました。参加してくれた、東進生、招待生、皆真剣に話を聞いてくれました。来てくれた人はありがとうございました。
ブログでは、中村と川尻先生がお話した全てをお話するのは難しいですが、大切なところをかいつまんで紹介したいと思います。
まず、理系で一番大切なことは、早期に未修範囲をなくし、早期に演習や過去問を行うことです。
数学や理科は特に一度学習をするだけでは、入試問題に対応することは難しいです。なので、数学、理科は遅くとも3年生の7月までには終わらせるべきです。実際、川尻先生と中村は数Ⅲと理科2つまでを3年の7月までには一通り学習し終えました。もちろん、数学、理科の前に英語はすでに高2のうちに完成をしていました。
その後、夏休みにはセンター試験の過去問10年分(私たちの時はセンター試験でした)を解き、夏でのセンターレベルの完成を目指しました。そして、夏休み明けには志望校の過去問10年分を解き始めます。過去問解き始めるの早くない?と思った方もいるのではないでしょうか。
なぜ、この時期に過去問をやるメリットとして、
①志望校の出題傾向を早く知ることができる
②その後何周もできる
③単元ジャンル別演習での演習が開始できる、この3つが挙げられます。
出題傾向を早く知ることで、その後の学習計画が立てやすくなりますし、10年分1周しただけでは、もう一度出たときに解き切れるかはわかりませんよね。実際、中村の場合は、10年分英語2周、理科3周、数学2周+大問ごとに何周もし、第一志望の農工大に受かりました。しかし、川尻先生は、過去問2周目を解き切れず、第一志望であった東京大学には残念ながら不合格でした。
ここで、先ほど述べた単元ジャンル別演習を軽く紹介したいと思います。こちらは東進が16年間にわたり蓄積してきた膨大なデータベースの中から、AIが自分にあった志望校合格に必要な演習を出してくれる講座です。
個人個人の学力posに記録されている、受講や確認テスト、過去問の点数などから判断するので、演習セットの内容は一人ひとり違います。中村と川尻先生も実際にこの単元ジャンル別演習で演習を行っていました。
ここで、すごいポイントなんですが、私が受けた国立の入試でこの単元ジャンル別演習でやった演習と似た問題が出題されたんです!すごくないですか!!この単元ジャンル別演習で演習したおかげで、その数学の問題は完全解答に持ち込めました!
ここまで、高3の演習のことについて話してきましたが、ここで一つ考えてほしいです。
高3の7月から演習や過去問を始めるにあたって、そこまでにすべての科目を一通り学習できているか、と。終わらないかも、と焦る人もいると思います。私も、東進に入っていなかったら無理だったと思います。学校と違い、東進では映像授業で学習を進めることができるので、圧倒的に早く演習に取り組めます。
実際に私は、化学の一通りの学習を1カ月ほどで終わらせることができました。嘘じゃないです!!川尻先生は、数Ⅲと物理を並行して学習していたのですが、一通りを2カ月で終わらせました。
学校の授業を受けていて、限界を感じるようであれば、予備校や塾で学習するほうが効率がよいと大学受験を乗り越えた一人として思います。
現在東進では、無料で講座を受けられる招待講習を実施しています。気になる方はお気軽にお申込みください!!
2021年 2月 19日 笹本先生による物理講座⓪
こんにちは!東進ハイスクール川越校の笹本です。
本日は物理を学ぶうえでのアドバイスを皆さんにお伝えしたいと思います。
皆さんは物理という科目に対してどのような印象を持っているでしょうか?
最近の高校生は、物理嫌いな人が多いようで少し残念な気持ちになりますが、なぜ物理に対してそのような気持ちを抱いてしまうのでしょう?
その要因は、物理現象や物理法則が非常に論理的であり、堅苦しくイメージがしにくいからではないかと思います。教科書を見ても数式の羅列に終始していて、公式がたくさん出てくる物理が高校生に嫌われてしまう理由は良くわかります。
しかし、物理学という学問は昔の人が「なぜ?」と思った現象をシンプルに誰にでも分かるように定式化した学問であります。
なぜ、空は青いのだろう?
なぜ、虹ができるのだろう?
このような(ありきたりですが…)疑問を物理学は解決してきました。このようにして築かれた学問である以上、我々も物理を学ぶときには、常に「なぜ?」という姿勢を忘れないようにしましょう。学びながら、常に疑問を感じることが大切です。もちろん抱いた疑問は、物理法則の持つ意味やその公式の導出背景などをきちんと押さえながら解決していくのです。それにより「分かった・理解できた」という気持ちを持つことができます。その感動こそが学びの原動力であり、成績を伸ばす秘訣だと思います。
少し前置きが長くなりましたが、今日は、物理の勉強は2段階であるということと、学ぶ上でのアドバイスを3つほどお伝えしたいと思います。
まず、物理の勉強は2段階であることについてお話します。これは受験科目すべてそうなのかもしれませんが、理系科目であるほどにこの特色は色濃く、その中でも物理は際立っていると思います。
要するに1段階目がinputで2段階目がoutputです。この勉強の段階に意識がないだけで全く成績が伸びないということもあります。知識だけを増やす一方、問題を解かない人・物理法則の内容を理解できていないのに問題をたくさん解きまくる人、このどちらも成績が伸びない人の特徴です。
まず第1段階として、inputをしましょう。言葉の定義、物理法則の数式での表現、それを用いた有名事実の確認を含めすべてを頭にいれることです。次に第2段階で「問題を解く」というoutputの作業に移行します。問題を通して法則の適用を学んでいくうちに、だんだん法則の持つ深みが分かってきます。ぜひ多くの問題に出会い、それらを貫く考え方は唯一無二であるという物理学の普遍性を堪能してください。
そして今後物理を勉強する人へのアドバイスです。
①図を描いて考える
物理の問題を解く際、どんな現象が起こっているのか、現象のイメージを持つことが出発点であり、最も大切なことです。考えをまとめるときは常に図を描くようにしてください。小さな図ではなく、大きな図を描いてください。それだけで、頭の整理ができて、問題の本質を浮き上がらせることができます(ウソじゃないですよ…)。
私は問題を解くときには、必ず図を描いていました。気になる方は話しかけてくれれば当時のノートをお見せします。
②背伸びをしない
これは昔から受験業界ではよく言われることです。「微積物理が強い」だとか、「微積物理が正しい」だとか、、それ関連について述べておきたいと思います。まず、この世に微積物理という学問は存在しません。なので、存在しないものに対して強いだとか正しいだとか言うのはやめましょう。結論から言えば、物理の問題が解ければよいわけです。なので、微積を使わない方法で一向に構いません。学習には、順序というものがあります。一般的には、高校生のうちは微積分を用いた物理を扱わずに、(しかし十分と言えるほどの)物理の素養を身に付けましょうというのがお題なわけです。微積分を用いた物理は大学の教養で学べばよいです。したがって、まずは、背伸びをせずに学習をすることをオススメします。一方、大学で学ぶことを先取りしてはいけないというルールもないので、興味がある人は大学の予習として勉強すればよいと思います。
このアドバイスに関連して、問題集も難しいものに手を出すことはオススメしません。
特に初めのうちは、すごーくシンプルで簡単な問題を解くことをオススメします。私が特にオススメするのは、もし東進で『スタンダード物理』を取っている人が読んでくれているなら、“自分でやってみよう”をとにかく解きまくってください。あれこそ物理の本質であり、効率よく成績を伸ばすツールになります。あの問題を何も見ずに自分の力で解けるようになって初めて市販の問題集に進むくらいが良いかと思います。本当にオススメです!
③楽しむこと
物理学は非常に楽しい学問です。そして学べば学ぶほど自分のすぐ身の回りに存在するものだと気づかされると思います。先人が築いた素晴らしい理論体系の一端に触れることで、考える癖もつけられます。ぜひ、楽しんで学習してほしいというのがアドバイスとともに私からのお願いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。冒頭にも述べた通り、物理を苦手とする高校生は非常に多いです。逆に言うと得意にすれば、大きな武器になります。物理にはセンスなんてものはありません、あるのは物理法則だけです。なのでやれば誰だって得意になれます。頑張ってください!!
2021年 2月 18日 私文合格報告会を実施しました。
みなさんこんにちは、担任助手1年の長澤です。
2月21日の共通テスト本番レベル模試まで、残すところあと3日となりました。
前回の共通テスト同日受験で自分のできなかったところの復習はできましたか?今回の模試が今の学年でやる最後の模試です。現2年生は3年生に上がる前に英語の完成を目指して頑張りましょう!
今回は2月10日に実施した私立文系合格報告会についての簡単なレポートをお話します。
東進生・招待生から約40人ほどが出席した合格報告会、担当したのは担任助手2年の大谷先生と1年の斉木先生、そして私(長澤)でした(長澤はこのような会を初めて担当しました)。
大谷先生は川越女子高校出身で慶應義塾大学の文学部、斉木先生は市立川越高校から青山学院大学の法学部、そして私長澤は坂戸高校から武蔵大学へと現役合格しました。
この報告会では、担当した担任助手の3人の先生がどうやってそれぞれの志望する大学に合格できたのかを、成功談や失敗談を交えて、①東進入学前・②受験勉強開始・③逆転合格できた理由 の順番でお話ししました。
大谷先生・斉木先生・私(長澤)の報告時にはちゃんとこちらを見て、メモを取る生徒も多くいたので参加してくれた生徒たちにも合格のために、私たちがなにをいつからはじめたかなどの情報も伝えられて有意義な時間になってくれたと思います。
最後に、今回の報告会でお話しした受験生時代の3人の先生に共通していたことを発見できたのでそれを伝えて終わりにします。
受験生時代の3人の先生に共通していたことは受験勉強の開始時期が同じだったこと、そして当たり前のことをちゃんとこなしていったことです。
3人の先生が始めた時期は高2の1月,2月と他の受験生と比べると比較的遅かったです。
しかし、3人とも遅かったからこそ危機感を高めて、合格設計図に基づいたやるべきことをこなしていきました。その中には高2の3月31日までが期限の高マス4冠(単語・熟語・文法・例文)も含まれています。
始めたのが遅かったにもかかわらず3人とも全部やり切って志望する大学に合格することができました。
当たり前のことをやり抜くことができれば、個人の頭の良し悪しにかかわらず逆転合格は十分可能です。それが実現できるよう頑張ってください。以上、私立文系合格報告会でした。